[ダンス]2019年ジャーマンオープン総括

 今年のジャーマンオープンの結果を見ると、問題点が2つ見えてきた。
 欧米勢から離され、中国勢の後塵を拝するようになって久しいが、アマ部門においてはその他のアジア勢にも勝てなくなってきている。
 例えば、
GOCアダルトスタンダードにおいては
13位 韓国組
17位 タイ組
18位 フィリピン組
43位 棚橋組
という結果だ。尚、中国カップルは棚橋組の上に15組もいる。

WDSFグランドスラムラテン
35位 韓国
63位 藤井組
尚、中国カップルは藤井組の上に7組いる。

WDSFグランドスラムスタンダード
103位 小嶋組
126位 韓国組

という状況だ。尚、中国カップルは小嶋組の上に6組いる。

 因みに、棚橋組は昨年度スタンダードランキング6位、藤井組と小嶋組はそれぞれの部門のトップの選手だ。
 もはやライバルは、中国ではなく韓国、タイ、フィリピンという状況になってきている。

 PD部門に関しては、世界レベルに通用しているのはオレクシー組、石原組、久保田組の3組だけで、その3組とその他のカップルとの差が大きすぎる。スタンダードの山嵜組や秋谷組が次のレベルだが、カテゴリー的にはマスタークラス(シニアクラス)の選手だ。それ以下となると、殆どが1次予選落ちという状況だ。PDは選手層を厚くするのが喫緊の課題だが、若手が全然いないという状況に陥っている。

 ここ最近の成績を見ていると、団体分裂の弊害が完全に出ているような気がする。JBDFには、ラテンの野村組、スタンダードの廣島組など20代前半の若手プロが育ってきている。但しアマのほうは、八谷組や藤井組などWDSF/WDCの両方にコミットしているカップルもいる。選手のモチベーションを考えると、競技会が一本化されていないと、若手には的が絞りにくくなると思う。

 ボルダリングやスケートボードなどの選手を見ていると、若者に人気のスポーツとそうでないもので、トップクラスへのアプローチ期間が著しく違っているようにも見える。もうこの辺で、組織統合に対する英断を下す時期がいよいよ迫ってきていると思う。

 このまま行くと、10年後の競技ダンス界は果たしてどうなっているのか・・・

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