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zoom RSS [ワイン]ソムリエ協会のティスティングセミナー第2回

<<   作成日時 : 2017/04/19 20:39   >>

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 2回目ともなると、ハードルが高くなってくる。1回目は、シャルドネ、ピノノワール、メルローなどの定番品種が多かったが、今回は今まで味わったことのないものが多かった。
 出されたワインは、写真左から白3本、赤3本。

画像

1本目
 薄めのライムイエローで粘性も弱い。クリスタルのような輝きもある。一見すると甲州のようだ。香りをかぐと、華やかなフローラルな香りがする。レモン、ハチミツ、ジャスミンなどの香りがする。
 口に含むとシャープな酸味を感じるが、発酵由来の香りも来る。後から苦味も。
 ミュスカデという意見が多かったが、ミュスカデはもう少しフラットな感じで、それよりは複雑感がある。いろいろ悩んでアルザスのリースリングとしたが、講師からいいところをついているが、アルザスなら色がもう少し濃い目だとの指摘を受けた。
 正解は、日本の長野/安曇野のシャルドネ。発酵的な香りはシュール・リーからきているという。シャルドネというと樽香がベースと思っているので、全然想像がつかなかった。
2本目
 色は1本目に比べると濃い目のイエロー。フレッシュ感のある色合い。粘性は中程度。
 香りには樽香を感じる。果実感より第二アロマを感じる。バター、ヴァニラの香りも。
 口に含むと酸味より甘みを感じる。ボリューム感があってハチミツのような甘さも。温度が下がってくると、火打石のようなミネラル感が出てきた。
 ここまで来るとリースリングという気もするが、ハーブ感もありニューワールドという感じがする。ということで、チリのソーヴィニオンブランと予想したが、結果はハンガリーのフルミント。
 フルミントというと、世界3大貴腐ワインといわれる甘口のトカイエッセンシアに使われるものだが、これを辛口に仕上げたという。フルミントの辛口は今まで飲んだことがないと思うので、全く想像がつかなかった。
3本目
 外観は薄めのレモンイエロー。輝きをあまり感じない。グリ系の色合いを感じる。
 香りはあまり感じられず、ハチミツのような甘い香りが。石灰のようなミネラル感もある。
 味わいは、酸味主体。アタックはあまり強くない。わずかにハーブの味わいも。
 スワトランドのシュナンブランという予想もあったが、イタリア、サルディニアかシチリアのピノグリと予想。結果は、オレゴン/ウィラメットヴァレーのピノグリだった。品種は当たったが、産地がオレゴンというのは、今まで飲んだことがない。
4本目
 外観は明る目のルビー色。粘性は中程度。ジョンブから見て、しっかりした作りだ。少しくすんでいるのでビオっぽい雰囲気を持っている。
 甘い香りがする。イチゴジャムの香りだ。ラズベリー、フランボワーズといったところか。スパイシーな香りも。
 口に含むとファーストアタックは弱い。酸味は穏やかで、まろやかな、流れるようなイメージだ。
 この味わいだと、ボージョレのガメイしか思いつかない。ドイツのポルトギーザーという意見もあった。結果は日本の岩の原のマスカットベーリーA。見事に当てた参加者がいた。マスカットベーリーAは、フラネオールというイチゴ系の香りがするのがポイントということのようだ。同じイチゴのジャミーな香りでも、この香りを覚える必要がありそうだ。
5本目
 外観は、濃い目のルビー色。粘性はかなり強めだ。熟成感を感じる。
 第二アロマを強く感じる香りだ。樽香、ナツメグ、シナモンなど。黒系果実、カシス、ブラックベリーの香りも。
 口に含むとタンニンは力強いと感じたが、講師のコメントではきめ細かく、余韻がふくよかで突出したところがないと言っていた。私は酸味が強く、甘みがなく、熟成感が強いと思ったが、イメージが少しずれていた。
 これは、オーストラリアのシラー、テンプラニーニョ、など色々な答えがあった。私はアルゼンチンのマルベックと予想したが、結果はポルトガル。カベルネソーヴィニオンと地ブドウのカステランを50%ずつブレンドしたものだった。カステランはリスボンの東、セトゥーバル産だということだ。
 セトゥーバルには、今から30年以上前に2週間ほど滞在したことがあるが、その時はお土産にポートワインを買ってきたぐらいで、ワインに関する知識がなかった。
 品種をブレンドすると、バランスの良いワインとなるのがよくわかった。
6本目
 外観は黒みがかった濃い目のルビー。黒系果実の外観をしている。かなり濃い。粘性は中程度。グラスの中心部からエッジに向かってグラデーションしている。
 香りをかぐと、スパイシーな香りが飛び込んでくる。メントール、シナモン、ナツメグなど。ブラックチェリーなどの黒系果実の香りも。
 口に含むとアタックは強く、タンニンがしっかりしていて、酸味もしっかり、後味に収れん性を感じる。バランスの良さを感じたので、これもブレンドされているのか、と感じた。
 これも様々な意見が。グルナッシュが多かったが、マルベック、シラーという意見も。私はこれだけ濃くてバランスがいいので、オーストラリア、ペンフォールズのカベルネとシラーのブレンドと予想。
 結果は日本の栃木県ココファームのタナとカベルネソーヴィニオンをブレンドしたものだった。銘柄名は、「陽はまた昇る」。タナは、フランスシュッドウェスト(南西)が著名な産地で、マディラン産のものが特に有名。しかし、日本でタナを使ったワインが作られているとは・・・
 ブレンド品というところは、いいところをついていたとは思うが・・・
 タナはこの他に、山形、長野でも栽培されているそうだ。

 全体的にはワインの特長をとらえることは結構できていることが分かった。自分の5感に自信を持っていいようだ。しかし、そこから品種の個性や、作られている産地を予想することができていない。引き出しが少ないことが大きな理由だが、外観や香り、味わいから感じられたものをどのように結び付けていくかという知識、経験も必要だということがよくわかった。
 例えば得られた情報から、それがシュール・リーからくるのか、MLFからのものか。樽は新樽なのか、古樽か、ステンレスタンクかなどなど、勉強しなければならないことはたくさんある。
 好きでワインを飲むのと、こういったことを分析するのでは、心構えが全然違う。楽しむばかりではなく、たまには苦しんでみるのもまた良し、という気がした。

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