[ダンス]競技ダンス団体統一の新しい流れ


2010年に往年の名チャンピオンリチャードグリーブが提唱して始まった、Freedom to Dance 競技会を発展させる形で、新しい競技ダンス団体が立ち上がった。その概要は次の通り。設立総会は、2019年5月に開催されている。
名称:WDO:World Dance Organizers(略称:WDO)
発起人:アルーナス・ビゾーカス
ディレクター:アルーナス・ビゾーカス、ティモシー・ホーソン、ヤン・チャオ、マウリツィオ・ヴェスコヴォなど11名
アドバイザー:シャーリー・バラス、マイケル・バー、ロレイン・バリー、ジョナサン・クロスリー、カレン・ヒルトン、ヘーゼル・ニューベリー、ジョアンナ・ルーニス、エスパン・サルバーグ、リチャード・グリーブ、マイケル・ウェンティンクなど21名
参加国:21か国
趣旨:アマチュア選手のための世界選手権を開催すること

 フリーダムトゥダンス競技会は、リチャード・グリーブの跡を継ぎ、現在アマンダ・ドックマンとジョナサン・クロスリーがオーガナイザーとして運営している。WDOはアマチュアを主体とした世界選手権を開催するために設立した団体との主旨である。非営利団体としての運営細則を定めるとしている。

 エントリーは世界オープンとなっており、既存団体の枠にとらわれずに選手は出場することができる。出場することによるペナルティは一切課されない。ジュブナイル、ジュニア、U16からシニアまで、複数のカテゴリーの競技会を開催する。

 現在WDCとWDSFという2つの団体が競技会を開催しているが、これを1つに統一しようという主旨である。但し、WDOのメンバーはWDC系の競技選手だった人が殆どで、WDCと協調して競技会を運営するとしている。つまり、WDC寄りの団体と言える。ダンスコンセプトも「ダンスは芸術であってスポーツではない」と明確に規定しているので、WDSFがここに合流していくのは難しいと思われる。日本からは、楠木潤一郎がディレクター、中川勲がアドバイザーに就任しており、日本ではJDC色の強い団体ともいえる。今後JBDFが、WDOにどのようにコミットしていくのかが注目される。

 中川勲は、1年ほど前にWDCの副会長とNDCJ会長の座を降りたが、その背景としてJBDF主催の日本インターが、WDCワールドスーパーシリーズの対象競技会となった事に嫌気をさしてのことなのでは無いかと書いたが、WDCから独立した団体のWDOとの連携を深めるという意味もあったのかもしれない。

 WDCはプロ選手、WDSFはアマ選手に強い団体という色分けが現状できている。WDOがアマチュア世界一を決めるという主旨でダンス競技会の統一を目指す、との趣旨には大いに賛同するが、実際上どのような位置づけとなっていくか、今後の推移を見守っていきたい。
 興味のある方は、WDOのHPをご覧頂きたし。

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この記事へのコメント

しょう
2020年02月17日 21:49
趣旨が大分異なります。WDSFはそもそも関係なく、WDOはWDC系のアマチュア競技会を運営する組織として新設されたという話ですね。もともとはWDCALというものがあり、そこが機能しなくなってきたので新設されました。