[新丸子]SHIBA COFFEE

 東横線新丸子駅から徒歩5分のところにある、自家焙煎珈琲のお店。カウンターで好きなコーヒーを飲むことができる。柴田さんというオーナーがやっているところから店名がつけられたようだ。

 シングルオリジンの豆の種類は14種類ほど。シティローストからイタリアンローストまで、どちらかというと深煎りにこだわったお店だ。

 1杯目は、フレンチローストのグアテマラの豆を選択。深煎りなのに、苦味をあまり感じない。むしろ甘さを感じるほどだ。妻はルワンダのシティローストをチョイス。こちらのほうが、ファーストアタックでより強い苦味を感じたほどだ。
 このお店のハンドドリップはコーノ式。使用する豆の量を聞いて驚いた。160ccの抽出量に対して、私のフレンチローストは24g、妻のルワンダは22gも使っている。確かにコクは出ているが、余り濃さを感じさせない。深みと複雑性を感じさせる味わいだ。どのようにしたら、この味わいが出せるか不思議だ。

 2杯目には、私がエチオピア/イルガチェフナチュラル、妻はコスタリカの豆を選択。焙煎はシティロースト。

 イルガチェフナチュラルについては、先日帷子珈琲で飲み、その後大倉山のテラコーヒーで豆を買ってきて自分で淹れ、今回で3回目だが、このお店のものがベストだった。160ccで22gも使っているのに、濃すぎず、ナチュラル特有のエレガントなフルーツの香りが沸き立ち、余韻に甘味と酸味、苦味のバランスの良さを残す。

 このお店の良いところは、160ccという抽出量だ。オーダーした人には150ccのカップで出してくれるが、残りの10ccはミニカップに入れてくれて、2人で行った時の片方の人にお試し用として出してくれる。つまり二人でその味わいを確かめることができる。

 最近抽出方法に迷いが生じているので、色々と質問をしたが、長年コーヒーについて勉強されているようで、引き出しの多さにびっくりした。昔のコーヒーと今のコーヒーの違い、今のコーヒーの流行に対する考え方など、参考になることが多かった。

 豆の値段は少し高いが、同じスペシャリティコーヒーといっても、その品質レベルに自信を持っていることが感じられる。だから高いのだという矜持。これだけの味わいを出せるのなら、高いお金を出しても買いたくなる。

 ごちそうさまでした。また伺います。

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