[コーヒー]ペーパードリップの種類と味わいの違い

 コーヒーの抽出器具と言うと、古くはネルドリップ、サイフォン、フレンチプレス、最近はエアロプレスなどと言うのも出てきている。しかし、取扱いの簡単さを考えると、ペーパドリップが一番であろう。
 我が家でも、サイフォン、フレンチプレス、夏場のアイスコーヒーように水出しドリッパーなどを持っているが、大体は、ペーパードリップでコーヒーを淹れている。
 ペーパードリップと言っても、種類は多い。我が家では次の4種類のものを一応使い分けている。
 左上は三洋産業のスリーフォー、右上はコーノ式、左下はハリオのV60、右下はカリタのウェーブドリッパー。
 コーノ式とV60は円すい形をしているが、スリーフォーは下部が一直線となっている。ウェーブドリッパーは下部が円形となっていて、ドリッパーには穴が3つ空いている。
 コーノ式とV60は、円すい形であるがリブの形状が違っていて、コーノ式は直線、V60はスパイラル上に円すいに巻き付くようなリブとなっている。
 スリーフォーは、ドリッパーの大きさで穴の数が違い、1~2人用は穴が1つ、3~4人用は穴が2つ空いている。
 ウェーブドリッパーは、ドリップペーパーの形状に特徴があり、波打つ形をしていて抽出時にドリッパーからペーパーが完全に浮くような形状となっている。
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 何でこんなに形が違うかと言うと、どのメーカーも美味しいコーヒーを淹れるためというのであろう。コーヒー豆に含まれる成分を、より効率的に抽出するにはどうしたらいいか、と言う観点で開発された。ポイントは、お湯の抜けやすさだ。一番抜けやすいのがスリーフォー、抜けにくいのがウェーブドリッパーだ。ペーパーをセットした状態で、200ccのお湯で試すと3倍ぐらい違う(10秒と30秒ぐらい)。この中間がコーノ式とV60だが、V60のほうが少しだけ抜けが良い。

 コーヒー豆に含まれる成分の溶け出しやすさを比較すると、クロロゲン酸(酸味と渋み)、クロロゲン酸ラクトン(中煎り豆の苦味)、ビニカテコールオリゴマー(深煎り豆の苦味)、ビニカテコールポリマー(お焦げのような苦味)と言う順番となる。

 つまり、抽出時間を長くとるとビニルカテコール系の苦味が多く出てくることとなる。抽出時間はドリーッパーの形状だけでなく、お湯の注ぎ方や温度も影響してくるので一概にドリッパーの形状だけでは言えないが、自分の好きな味のコーヒー豆を自分の好みの味で淹れるのはどの方式が良いかを研究すればいいことになる。1日に何度も淹れるわけではないので、結構時間がかかる。豆の種類も変えるし・・・

 ちなみに私は、どちらかというと苦味の利いた味が好きなので、ウェーブドリッパーが一番適していると言えるが、酸味の利いた豆の買うこともあるので、蒸らし時間やお湯の注ぎ方(コントロールしやすいのは、雫というタカヒロのドリップポット)を工夫しながら、毎日ドリッパーを変えて淹れるのを楽しみにしている。

(参考)
田口護+丹部幸博著:コーヒーおいしさの方程式

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